メロン

7/28
1本仕立て「マリアージュ」

収穫予定日が8/1(受粉後53日)だった、
1本仕立ての「マリアージュ」 が
案の定、蔓が保たずに
栽培途中で終了となりました。
あと、もう少しだったのに・・・ オシイ!!
ただ、今年は高温による枯れではなく
おそらく日照不足によるもの。
どっちにしろ、
やはり関西でネットメロン栽培は
難しいですね。

7/2
1本仕立て「マリアージュ」
受粉後23日。
7/8
1本仕立て「マリアージュ」
受粉後29日。
例年なら 猛暑開始となるこの時期ですが
まだ梅雨明けしておらず、未だ ツルは健全なままです。
もしかすると完熟収穫出来るかな・・・
7/21
長引く梅雨により 猛暑は免れていますが、
さすがに日照不足の影響が出てきました。
ツルの先端から枯れてきています。
7/24
受粉後45日。
ううう・・・やはりメロンの蔓もちは
せいぜい7月中下旬が限度までですね。
この時点で、光合成が殆ど出来ない状態なので
これ以上 樹上に置いておいても仕方がないのですが
ブログ記事のため、このままもう少し観察を続けます。
7/28
1本仕立て「マリアージュ」
受粉後49日。
完全に枯れました。撤収します。
7/28
一方、3本仕立ての「レノン」は
根量も葉量も多いので まだマシですが、
葉先の枯れは進んできていますので
撤収は時間の問題でしょう・・・


さて、
ツルが機能しなくなってから数日間、
樹上で追熟した形になった
約1週間日足らずの「マリアージュ」を
旦那サンと試食してみました。

肉厚で可食部が多いのが特徴の
「マリアージュ」
果肉も柔らかく、十分に甘くて美味しいです。
でも、やっぱり"日足らず"ですね。
柔らかくて美味しいのは中心部だけで
樹上での登熟が至らなかった外側はまだ硬く、
追熟の効果も及んでいませんでした。

メロン


メロンは今のところは
青々と 機嫌よく生長中。

着果した子実も
グレープフルーツ位の大きさになっています。
この後も サイズアップしますので
落果防止のネット(=スイカのネット)
で吊り作業をしました。

そして、
最初の受粉から
明日で2週間になりますので、
カラス対策のネットも装着しました。

6/6
6/8
6/10 受粉4日後
6/11
6/19
落果防止のネットで吊るして3日後、
今度は ひび割れが出来てきました。


受粉後13日目、
トンネルのビニールをはぐってみると、
上の画像↑のように
表面にひび割れが出来てきました。

ネットメロンのネット模様は、
このように玉の肥大に伴って 表面が裂け、
汁がにじみ出てきて
それがゆっくり固まって出来た
カサブタのような物なんですね。
だから、ネットメロンは
生傷のような裂け目に
土の跳ね返りを浴びせたり
雨に濡らしてはイケナイわけ。


・・・とまぁ、ネットメロンは
何かと条件にうるさく
面倒臭い作物なのですが、
私は、
カサブタが出来る特徴を逆手にとって、
こんな(↓下の写真)遊びをしたり・・・

下の写真は 何年か前に栽培した
「パンナTF」というネットメロンですが
実は、
字や絵が書いてあります。
ひびが入り始めた時ぐらいに
割り箸のようなもので
表面にお絵描きをすると、
そこがカサブタになって
それがそのまま絵付きのメロンになるので
プレゼントしたら
たいてい大喜びしてもらえます。

子供の名前が書いてあります~
「レノン」
「マリアージュ」
ビニールトンネルの中だけど、
着果位置が低い4個は
念のためカラス対策用のネットも付けました。

スイカ, メロン


スイカとメロンの果実が
そろそろ鶏卵ほどの大きさに
なろうとしています。
そろそろ実止まりしたと思うので
追肥をしますが、
私は
果樹の類や スイカやメロンには
実を甘くするために魚粉を使います。

他にも、
甘くするためのオプションとして
有効と思われるものには
フコイダン(昆布由来)の葉面散布、
アルギン酸(海藻由来)の葉面散布、
キトサン(蟹殻由来)の葉面散布・潅注
(私はどれも試したことがあります)
などもありますが、
追肥(実肥)を魚粉にするだけでも
十分に効果があると思います。

スイカ「紅こだま」
メロン「マリアージュ」


でもね、
面倒臭くない方は
上記の葉面散布も ぜひお試しあれ。
今が 適期です。

私のお気に入りは
アルギン酸 or キトサンかな。
一般的な肥料からすると ちょっと高いけど、
特に アルギン酸は
希釈倍数が高く、少量ずつしか使いません。
なので
1回買うと家庭菜園規模では
一生かかっても
使い切れないんじゃないかと
思うくらい減らないので、
(保存の際は 湿気に注意)
 これからも ずっと
菜園人を続けるつもりの方は、
買っておいても良いんじゃないかな。



メロン

「マリアージュ」は1本仕立てなので、
3本仕立ての「レノン」より
数日早く11節目に到達します。


これまで
親ヅル1本仕立てで
10節目までの脇芽(=子ヅル)を
全て除去しながら育ててきた
「マリアージュ」です。

さて、ここで、メロンは
「全ての子ヅル・孫ヅルに雌花が付く」
というか
「親ヅルには雌花が付かない」
という「大前提」を
お知らせしておきます。
(これを知らないと骨折り損栽培になるよ)

ということで、
11節目からは
脇芽(=子ヅル)を除去するのを止め、
先ずは 子ヅルを出させます。
すると、
その子ヅルの最初の葉の付け根に
必ず雌花が付きますから、
11節目、12節目、13節目、14節目 と
3~4個連続で
人工受粉で 確実に着果させて下さい。
ちなみに 子ヅルは
実(雌花)の先に葉1枚を付けて
ピンチ(=ちょん切る)。

あとは、
玉子大の大きさになった時点で
良い実を2~3個
選んでそれ以外は除去し、
(捨てずに漬物にしたら美味しいですよ)
伸び続けるツルは
放任とします。

※3本仕立ては
子ヅルそれぞれに1個ずつね。
もし、
2個生らせた場合は
3本ある子ヅルのうち1本を
遊びツル(実を付けないツル)にすると
肥大を助けます。

全ての葉の付け根から子ヅルが出て、
その全ての1節目に雌花が付きます。


さて、人工受粉は簡単です。
雄花は親ヅルに直接付いていますから
それ(雄花)を取って、
花粉を雌花の柱頭にまぶし付けるだけです。

ただ、
出来れば朝8時頃、
遅くとも午前中には済ませないと
成功率が下がります。

( 6/8 追記 )
着果した2日後の雌花。
すでに2倍の大きさにサイズアップしています
着果しなかった雌花の子房は
黄色く朽ちていきます


メロンは、
受粉から収穫までが
50~60日も掛かるので、
5月中に受粉を済ませないと
関西のような温暖な地域は
猛暑の影響で
収穫が難しくなります。
なので今年は
完熟での収穫は期待できませんが、
研究栽培としてでも
楽しいです~

メロン


定植が遅くなったので
今年は完熟収穫は期待できないメロンです。

ともあれ、
私のメロン栽培の練習のために、
また、
ブログでご紹介するために、
3本仕立てと1本仕立てで
比較チャレンジ中でゴザイマス・・・

5/25
3本仕立て「レノン」
6/1
3本仕立て「レノン」


3本仕立ての「レノン」は
3本のビニール紐を張り、
親ヅルをピンチして子ヅルを3本伸ばし誘引。
その子ヅルのそれぞれ10節目までは
脇芽(孫ヅル)を切除し続けます。

そして
着果予定節位11~15節に達したら
孫ヅルを伸ばし、
いよいよ人工受粉です。

(旦那サン担当♪)

5/25
1本仕立て「マリアージュ」
6/1
1本仕立て「マリアージュ」


1本仕立ての「マリアージュ」は
ビニール紐を1本だけ張り、誘引します。
親ヅルはピンチせず、
脇芽(子ヅル)は10節目までは切除し続けます。

そして
着果予定節位11~15節に達したら
子ヅルを伸ばし、
人工受粉 開始。

(旦那サン担当♪)

「レノン」

メロン


橙肉 ネットメロン
「レノン」と「マリアージュ」は
その後順調に大きくなっています。

定植時の記事で書き忘れておりましたが
ネットメロン栽培は、
「雨による土の跳ね返りを浴びる事」
「株元を濡らす事」
「果実を濡らす事」
はダメなので
私は、
トンネル用のビニール(巾210cm)を使って、
ツルの長さが
いっぱいいっぱいに なるまでは
このような↓感じにしています。

5/6 定植時
コレ、簡単な雨除け兼ウリハムシ除けですが
効果大です。

また、
メロン(マクワウリも)は
ウリハムシの総攻撃の的になりやすく、
この三角テントは
ウリハムシ除けとしても
完璧とまでは言いませんが
なかなか有効です。
お試しあれ。

5/12
5/17
5/20


さて、そろそろ
仕立てを考えねばなりませんが・・・

私はだいたい、
3本仕立て(2本仕立+遊びツル1本)

1本仕立て
か のどちらかにしています。
どちらも収穫する個数に変わりはありません。
メリット・デメリットを強いて言えば

1本仕立ての方が
力が分散しないのでツルの生長が早く
着果節まで早くに到達し、
受粉が早くに完了出来るため、
暑さでツルがダメになる前に
収穫に至る可能性が高くなります。

ですが、
3本仕立ては
初期から3本なりとも脇芽を伸ばすため
根の量は1本仕立てより多く、
過酷な環境(梅雨&猛暑)下で
生き残る可能性が高いように思います。

というわけで、
今年は定植が遅くなってしまったので
完熟まで上手くいく確率は
どちみち低いので
実験的に
「レノン」は3本仕立て
「マリアージュ」は1本仕立て
でいくことにします。

キュウリ, カボチャ, スイカ, ズッキーニ, メロン, 畑のその他


畑を愛する皆さん、コレ知ってますよね。
そ。「ウリハムシ (ウリバエ)」です。
私は子供の頃、
GWを過ぎたころから
大発生するこの虫を相手に、
「この虫が憎いっ!!!」
と、畑で大声で叫んでいたものです。
今でも決して好きではありません。
プロの農家でも
防除困難な害虫として嫌われており、
効果的な策は
未だに なかなか見つからない状態のこの虫。
プロがお手上げなのだから
私なんぞに何ができる?
とは思うけど、
そこは「オタク」として40年やってきた私。
画期的なとまでは行かずとも
被害がだいぶマシになる方法と、
そしてこれが大事・・・
この虫についての情報を、ね。
敵を知れば、
あなたにアイデアが浮かぶかもしれない。

くるっと体を1回転させながら 葉の表面を浅く円形に食害。


ウリハムシは、
どのように発生するかというと、

前年の秋から、
枯草の下や 石の下、
石垣のすき間や 木造物のすき間などで越冬し、
暖かくなると、
越冬に成功した成虫が出てくる。

人間がウリ科作物を植えると
その足元に産卵。
(4月下旬~7月上旬、最盛期は6月上旬)

孵化した幼虫は小さな白いウジ。
ウリ科植物の 根を食害しながら育ち
(3~5週間)、
土中の浅い所に繭を作ってサナギになり
(1~2週間)、

新成虫が7月~8月に現れる。
(年1回の世代交代)
そのため、成虫による被害は
5月と8月に集中。
その後、10月頃、越冬場所へ移動

根をカジられると初期の生長が遅い・・・


防除の方法(家庭菜園規模)

①先ずは最初が肝心。
苗の植え付けの時、
越冬成虫に卵を産み付けられないよう、
例の「あんどん」を立てます。
ウリハムシは
横移動が主体で、
上からはあまりやって来ません。

あんどん。風除け・直射日光除けと同時に
ウリ科作物にとってはウリハムシ除けにもなる。


②これは有機栽培を目指している人には
関係ないですが・・・
定植時に
「ダイアジノン粒剤3」を土壌混和する。
(キュウリ・スイカ・メロン・カボチャ)
これは幼虫防除用ね。

次は 成虫確認後から
「マラソン乳剤」を5日間隔で3回散布する。
(キュウリ・スイカ・メロン・カボチャ・トウガン)
これは、
浸透移行性により
葉をカジった成虫を殺して産卵を阻止、
および 根をカジった幼虫を殺し、
8月の第二波を防除、の策。
ちなみに
3回の散布が必要なのは
この薬の残効が1~2日程度しかないからで
かつ
使用制限が3回までだからです。

あんどんの数が足らなくて 囲えなかったカボチャ。


③最後は やはり家庭菜園らしく
「テデトール」(手で取る事)。
でも
彼らは翅が生えているので
後から後から飛んできてキリがないのも事実。
しかも
すばしこい この虫は
サッと飛んで逃げたり
コロンと転がって逃げたり
それはもう、イライラします。
ただ、彼らは温度によって
動きの速さが顕著に違うので
気温の低い朝か、
日没後に行う事がコツです。

メロン


さて、メロン栽培は
無理をすれば 4月の20日頃に
定植出来そうな地域なら
そんなに難しくはないと思います。
なぜなら、
露地でのメロン栽培は
気温上昇によるツル保ちの限界と
ウリハムシとの
闘いだからです。

ネットメロンは
品種にもよりますが
開花から収穫まで50~60日掛かり、
これはスイカの約2倍です。
高温に弱いメロンが
暑さに耐えられるのは
せいぜい7月の中下旬まででしょう。
なので、
逆算すると、遅くとも
4月20日前後には定植できる事が
成功のカギとなるのです。

網目あり・緑肉「パンナTF」
我が家で作るメロンは、
だいたい、緑肉のネットメロンです。
差し上げると、
ほぼ確実に喜んでもらえます。笑


なのに・・・そう、
整備が遅れてしまっているので
今年は 定植も2週間遅れ。
少しでも
登熟日数の少ない品種を、ということで
「キューピッド」(開花後40~43日)
にしようと思ってたのだけど手に入らず。

仕方ないので 今年は
レノン(タキイ種苗) (開花後57~60日) と
マリアージュ(ナント種苗) (開花後50~53日)
になりました。
いずれも緑肉ではなく橙肉のメロンで
網目ありの品種。
真夏の栽培に強い、ということですが・・・
期待薄ですが やってみます。

3年前の栽培。
網目なし・橙肉で、登熟が早い「キューピッド」

キュウリ, カボチャ, ゴーヤ, スイカ, ズッキーニ, メロン


去年も書きましたが、
加筆して載せておきますね。


ウリ科植物には、
本葉1.5枚時から1週間ほどの間、
低温(8~10℃)や
短日(日照10時間以下)環境を経験すると
雌花が付くのが早くなり、
数も増えるという性質があります。

その点、早植え~普通(GW)植えは
朝晩の気温が 適当に下がるので、
低温短日処理はせずに
そのまま植えても
自然に低温短日環境であり、
経験上、好成績を得られることが
分かっています。

なので私は この時期だけは、
わざわざ そんな事せず
直蒔きや
幼苗(本葉1.5枚)での定植をし、
ラクチンです。
その場合、夜間の低温で
朝には少々萎れている時もありますが
構わず放っておきます。
昼間のポカポカで
すぐに しゃんとなるので大丈夫。

でも、
定植後1週間だけです。
1週間~10日経ち、
それが5月初旬くらいまでだったら
今度は 軽く保温して、
それまで 低温がゆえに
ゆっくりだった生長スピードを
あげさせます。


ちなみに、
遅蒔きのキュウリやカボチャ等は、
日が長く、夜の気温が高いせいで
雌花の出現が
遅い&数が減りがちです。
育苗段階で
冷蔵庫の野菜室に出したり入れたり♪
低温短日処理を施す価値があります。

メロン

まずは圃場選びについて。

現在(近作)の関係では、
ダメなものは
インゲン(シスト線虫)、
オクラ(ネコブ線虫)、
ウリ科全般(ネコブ線虫)
ナス科全般(ネコブ線虫)

良いのは、
えん麦(うどんこ病・糖度上昇)、
ラディッシュ(ウリハ虫)、
ラッカセイ(ネコブ線虫)、
ネギ・ニンニク・ニラ(蔓割れ・青枯病)、
オレガノ(風味上昇)、
トウモロコシ(萎凋病)、
ヒマワリ(コガネムシ)、
ジニア(ウリハ虫)
etc.


過去と未来(連作・前作・後作)の関係では、
セロリ・ハクサイ
の後地はダメです。

良いのは
ラッカセイ(ネコブ線虫の密度低減)
ムギ(糖度上昇)
イチゴ etc.


【元肥】
(定植の2週間前までに)

①腐葉土・堆肥等    3kg/㎡
②フランスコフナ    500g/㎡
③熔リン            
 or 苦土石灰   100g/㎡
④油粕        150g/㎡
骨粉       30g/㎡
 アグロ加里    20g/㎡

若しくは
④配合肥料(5-5-5) 200g/㎡

上記の④はどちらかを選びます。



【追肥】
(実留まりを確認後)
①油粕         100g/㎡
②アグロ加里    20g/㎡

ちなみに 私は
ウリ科の作物には
鶏糞は使わないようにしています。