ナス


7月末から8月初めにかけては、
恒例のナスの切り戻し剪定。

これは、
生り疲れや害虫などの影響で、
どのみち、良果が収穫出来なくなる8月に
一旦収穫を中断し、株を養生させ、
お盆明けから
再び秋ナスとして 収穫を再開する、
というものです。
3週間ばかりの間 収穫は無くなりますが、
ナスの樹は、
それまでの疲れを一旦リセットできるので
秋ナス収穫時には
充実した良い実が
たくさん収穫出来るようになるので
おすすめです。

7/8
7/14
7/21
7/21
7/31
実を全部取った状態。
テントウムシダマシ害で葉が穴だらけですね。

では、まず、
大きな葉を 全て切り落とし、
実も花も全て除去します。
蕾も除去しますが、
発生したての小さな蕾は
少し(株全体で5個位まで)残します。

そして、
支柱に結んである主枝4本を、
支柱より少し短いぐらいでカットし、

あとは、
主枝4本仕立てを軸に、
全体のバランスと 芽の向きを考えながら
1本の主枝に新芽が4つ程度になるよう
数を調整します。
側枝はこの時に
多くを整理してしまいますが
空間が空いているところにあれば
短く剪定し1~2芽のみ残します。

そして最後に、新根の発生を促すため、
「根切り」をします。
株元から40cmほど離れた所
2~3か所に
シャベルの刃を
まっすぐ垂直に差し入れ、
根の一部を切ります。

さらにその先に
(つまり株元から60cmほど離れた所)
化成肥料 通常の倍の量で施肥し、
しっかりと潅水します。

これは、
地上の更新を大量に行う時には
地下の更新もあることが
望ましいからです。

今回の作業は これで終わり。
あとは、お盆の頃から
1週間おきに3回くらいの施肥、
で、気温的に終了となるでしょう。
    (2019.7.31同記事)

8/1 これが・・・
8/1 こうなる。

ナス

6/25
賀茂ナスの収穫。
「千両2号」「庄屋大長」の収穫も
2・3日前から 始まっています。

去年は
栽培初期で罹患して
早々に終了した賀茂ナス。
差し上げると喜ばれる野菜のひとつなので
つまんなかったのよね。

今年も収穫がスタートしましたが
この農地は
病気よりも虫害の方が苦労しそう・・・

これね。ニジュウヤホシテントウ。

「ナナホシテントウ」は
7つの星(黒丸)があるからナナホシテントウ。
「ニジュウヤホシテントウ」は
28個の星(黒丸)があるから
ニジュウヤホシテントウです。
このニジュウヤホシテントウは、
益虫である「ナナホシテントウ」に似てて、
でも実は
ナスにとって最悪な害虫なので
「テントウムシ騙し」
なんて俗名もあるの。
それが いっぱい居て・・・・。
原因は、
隣一帯を耕作している人が
私のナスの近くで
ジャガイモを作っててね、
たぶんそれだと思う。
ジャガイモが収穫間近になり
葉が黄変し始めた頃、
一斉にナスの方へお引越し。
放っておいたらあっという間に
葉をボロボロにされてしまうので、
テデトール(手で取る事)してます。

6/14
6/21
6/23
6/25

さて、これから ガンガン収穫しますが
ナスは肥料食いなので
花をよーく見ながら しっかり追肥をしてね。
(2019.6.17記事&6.29記事)

ナスの仕立て方には、
①小さな剪定を収穫の都度行い
秋まで中断する事なく収穫し続けるやり方と、
②7月末~8月初旬に
秋ナス収穫のための準備として
一気に剪定し 一旦リセットするやり方
の2種類があり、
(2019.5.29記事)
収穫を始めるにあたっては、
そのどちらかを選ぶことになりますが、

今年は
新農地の開墾や整地を
同時並行で行いながらの栽培ということで
忙しいので 私は②を選択しますが、
①を選択したい人は
去年の記事に
詳しく書いてありますので見て下さい。

ナス

6/8
支柱は100均の
ф16mm 長さ150cmを使っています。


ナスも
ピーマン・パプリカと同様に
4本仕立てで
かなりの開帳形に支柱を立てます。
支柱の組み方は、
昨日のピーマンの記事を
ご覧になって下さい。

誘引する枝は、
一番花のすぐ下の1本と、
一番花の上に展開する元気な枝3本。

また、この作業をした後は、
どんどん花が付きますから、
追肥を忘れずにね。

5/8
5/20
5/27
6/1

ナス, 資材


ナスは
「千両2号」「庄屋大長」「賀茂ナス」
各1本ずつ。
全て接木の購入苗です。

「フランスコフナ」を
根にまぶし付けるようにして定植します。
植穴の土にも混入していますが
さらに振り掛けちゃったりして♪
たくさんの脇芽。そのままで植えてね。


毎回書きますが、
定植時に脇芽を取ってしまうのは
間違いです。
地上と地下は連動しており、
生長点がいくつもあった方が
新根の発生は良いので
活着が目に見えて確認できる位までは
そのままにしておきます。
そして、
色が濃くなる、新葉が出る等の
確かな感触を得たら
要らない脇芽は
一気に、確実に、除去します。

肥料や堆肥の袋を開封する時、
横向きに開くと
後で 風除けの行灯として利用できます。
「無風かつ 直射日光の当たらない明るい日蔭」
は苗の順化にピッタリです。


ナス, 資材


去年も書いたけど、
ナスの圃場選びは少しややこしいの。

先ず、
現在(近作)の関係では、
「春ジャガイモの近くでない事」
これは無農薬で栽培するのなら絶対必要。
理由は、
この先、ジャガイモが収穫期を迎え、
葉が黄化してきたら
「ニジュウヤホシテントウ」が
一斉にナスに引越ししてくるから。
地道にテデトール(手で取る事)するなら
止めないけど、
暑い中、延々と捕り続ける作業は
すごくしんどくて、お勧めしないです。
他に、
トウモロコシの近く(ガ類)や
ヒマワリ・シソの近く(ハダニ)も避けます。

次に、
過去と未来(連作・前作・後作)の関係では、
同じナス科である
ジャガイモ・トマト・ピーマン・ナス
ホオズキ・ペチュニアの後地はダメ。


そしてナスは もちろん多肥栽培の野菜。
光も水もたっぷり注いであげると
豊作になるので
もしも選べるのなら
日照時間が長く、水場が近い場所にね。

去年の栽培の様子「千両2号」


【元肥】

①腐葉土・堆肥等    3kg/㎡
②フランスコフナ   500g/㎡
③ネオカルオキソ    20g/㎡
④油粕        500g/㎡
骨粉       100g/㎡
 アグロ加里    50g/㎡

若しくは
④配合肥料(5-5-5) 600g/㎡

上記の④はどちらかを選びます。


それと、これは私見ですが・・・
ナスは
油粕主体の施肥設計にすると
美味しくできるような気がします。

ナス

花・蕾の上に、葉3枚を付けて摘芯し
脇芽を摘む


秋ナスの収穫が始まって
そろそろ1ヶ月が経とうとしています。
日中だけでなく
朝晩の気温も少しずつ降下してきて、
ナスの果実の肥大スピードが
緩慢になってきました。
これからさらに
果実の肥大に時間が掛かるようになると、
石ナスといって、
硬くて食べられないナスになります。
なので、今ある花を
「食べられる」最終の果実として
確実に収穫できるように
最後の調整をします。
まさに、
最後まで搾り取るという
鬼のような業ですね

ちょっと手間だけど
する事は簡単です。
①花・蕾の上に3枚の葉を付けて摘芯。
②脇芽を全て摘む。
③化成肥料(8-8-8)を1株当たり80g施肥し
さらに液肥をしっかり潅水する

これで残した蕾を
収穫したら終了です。


ちなみに、
この「最後まで搾り取る作戦」を
した後の土壌には
残肥がいっぱいですので
後作の元肥は少な目でね。

ナス

葉も花も色が薄いですね
もっと肥料をやらないといけませんね~


7/31の切戻し剪定の時に、
「発生したての小さな蕾は
少し(株全体で5個位まで)残します」
と書きましたが、
先ずは それらから
秋ナスの収穫が始まりました。

これから収穫終了まで
常に
1つの樹に大小30個近くのナスが
ぶら下がります。
これは、土の下にある、
肥料を吸収する 大量の根っこの成せる技。
なので、
しっかり施肥しないと
花の色が薄く、小さく、
実も小さいままで
肥大が止まり 老化しますから
雌しべの長さ(6/17記事)を
よ―く見てね。

7/31 剪定直後
8/7
8/10
8/12
8/14
8/17
8/21 収穫開始


この、再生までのあいだ、
私が気を付けている事は・・・

めいいっぱいの多肥にしていますので
花が房になって付く事が多くあります。
でも
これを全部収穫しようとすると
力が分散して枝の生長点の伸びが鈍り
良くありません。
ここは勇気をもって、
最初に咲く1つだけにして
あとは摘花するのが賢明です。

房咲き


また、
秋ナスは一度に着果する数が多いため
どうしても
実が小さくなりがちなので、
大きさで判断すると
採り遅れナスが
大量に枝に付いた状態になりかねません。

そうすると
途端にナスの樹は疲れを見せ、
一気に終了へ向かうことになります。

そうならないためにも
収穫適期の見極めには、
大きさや表面の光沢だけではなく
「実の肥大スピード」も
判断基準に加えるのが良策ですので
書いておきます。

※ちなみに、よく言われる
「表面の光沢があるうちに」は
正解ですが、
光沢が無くなる頃なんて
そもそも「遅すぎ」で全くダメです。


ナス特有の黒紫色は、
光によって着色していますので、
ぐんぐん生長している時には
このすぐ下の画像のように
着色ムラが出来ます。

この着色遅れの幅が
狭くなり、
ガクの際に少しある、くらいが
そろそろ肥大が止まり始めて
採り時であるというサインです。

参考までにどうぞ。

黒紫色への着色が追い付いていません。
ぐんぐん大きくなっている途中です。
採り遅れのナス。
表面の光沢も鈍くなり、着色遅れがありません。
これは、実のサイズ的な生長が
すでに止まっている事を意味します。

ナス


お待たせしました。
ナスの仕立て方(5/29記事)の、
もう一つの方法、
秋ナス用の切戻し剪定について書きます。

これは、5/29にも書きましたが、
生り疲れや害虫などの影響で、
どのみち、良果が収穫出来なくなる8月に
一旦収穫を中断し、株を養生させ、
お盆明けから
再び秋ナスとして 収穫を再開する
というものです。

栽培スキルとしては、
こちらの方が簡単なので、
初心者の方や、
ややこしいのが嫌いな方は
こちらの栽培方法の方が良いと思います。


普通、秋ナス用の切戻し剪定というと、
主枝・側枝共にすべての枝を、
葉を1~2枚付けた状態で
長さを1/3ほどに切り詰めるといったものが
一般的ですが、
私は、少し違います。

というのも、
(その年の都合によっても違うのですが)
どうせ秋ナスは、
お盆明けから1ヶ月半程しか採らないのです。
その理由は、
10月に入って気温が下がり
実の生長にスピードが無くなってくると
硬くて小さなナスしか得られない事、
そして
後作(秋冬野菜)の都合もあるからです。

なので 私は、
秋ナスは一気に、そして短期間に
柔らかい良い実を 沢山生らせ、
最後の力を振り絞りきって 終わるように
剪定します。

剪定前


まずは
大きな葉を 全て切り落とし、
実も花も全て除去します。
蕾も除去しますが、
発生したての小さな蕾は
少し(株全体で5個位まで)残します。

そして、
支柱に結んである主枝4本を、
支柱より少し短いぐらいでカットし、

あとは、
主枝4本仕立てを軸に、
全体のバランスと 芽の向きを考えながら
1本の主枝に新芽が4~5個位になるよう
数を調整します。
側枝はこの時に
多くを整理してしまいますが
空間が空いているところにあれば
短く剪定し1~2芽のみ残します。

剪定後


そして最後に、新根の発生を促すため、
「根切り」をします。

株元から40cmほど離れた所
2~3か所に
シャベルの刃を
まっすぐ垂直に差し入れ、
根の一部を切ります。

さらにその先に
(つまり株元から60cmほど離れた所)
化成肥料 通常の倍の量で施肥し、
しっかりと潅水します。

これは、
地上の更新を大量に行う時には
地下の更新もあることが
望ましいからです。

今回の作業は これで終わり。
あとは、お盆の頃から
1週間おきに3回くらいの施肥、
で、終了となるでしょう。


では 皆様、
美味しい秋ナスが
ドッサリ収穫出来ます事を。

ナス, 資材, 畑のその他

7/13「千両2号」
ピカピカのナスが沢山生っています


ナスもまた、
たくさんぶら下がった状態でした。

ナスは水と肥料を非常に欲しがるもので
この程度の多雨などは好条件、
むしろ乾燥の方が問題になる植物だと
認識していたのだけど、、、

賀茂ナスが
罹患し、
終了に向かおうとしています。

7/13「賀茂ナス」
これは褐斑細菌病かな。


賀茂ナス以外の
「千両2号」と「庄屋大長」は
例年通り、
梅雨の雨で活き活きして
ひと回り大きくなっていたところを見ると、
「賀茂ナス」自身に 何か、
あったのでしょうね。

ドイツ出発前の 6/29の様子。


この病気に効く農薬は、知っています。
でも、使わずに
死んでいただこうと思っています。

また、
もし、私が思っている通り
褐斑細菌病であったなら、
今すぐ 罹患した「賀茂ナス」を処分しても
すぐ隣にある「庄屋大長」には
うつっているかもしれません。
その場合も、
いま、予防としてその農薬を用いれば
かなり有効であることも、
知っています。

でも、
素人が、農薬を使ってまで栽培する理由が
何処にあるのでしょう。
こうやって梅雨も後半になると
ホームセンターで
農薬を買い求める人たちを
チラホラ見かけます。
そこに売ってある農薬は
比較的安全な物ばかりですが、
それでも
本当に使いこなせるのですか?
私はある程度 使えますが
余程の理由がない限り
人の口に入れる物に 科学農薬は使いません。
だいたい、
家庭菜園であっても、
自宅の庭であっても、
それを食べるのは自分だけだとしても
農薬は、正しく使えていなかったら
使っただけで有罪となる事を
知っているのでしょうか。


愛して育てた野菜が
人間には判らない何かで ダメになっても
こざかしく アレコレせず
自然への畏怖の念を以って 栽培を終了し
野菜くらい、
スーパーで買えばいいんです。
そのほうが、
ずっとカッコいいと、私は思います。

ナス

6/29


ナスは肥料喰いで水飲みです。
特に、梅雨時は
雨による肥料の流亡もありますから、
敷きワラの厚みがない方、
あるいは、していない方は
肥料切れを経験させないように
雌しべと 雄しべの見張りを(6/17記事)
怠らないようにね。

そして、
これは私の単なる好みなのですが、
ナスの肥料のベースは
油粕が良いと思っています。
馬力のある花が咲き、
美味しく柔らかい果実が
生るように思います。

毎年1株から150~200個採ります。
6/13
6/20
6/24

ナス

めしべが短くなっていますね。


ところで、
ナスの追肥の目安は簡単に判ります。

上の写真をご覧ください。
めしべが、おしべよりも
短くなって 中に入り込んでいるでしょう?
これは肥料不足を示していて、
こうなる前に、追肥をします。


これ ↑ は、
ちょっと短くなり始めている
といった感じですね。
今すぐ追肥! です。


ナス栽培は
樹勢を維持するうえでも、
肥料は油粕が良いです。

支柱の角度をいっぱいに開いていれば
花はバンバン付くと思いますが
それでも
花が少ないようなら、
油粕:骨粉:アグロ加里 を
5:2:1 か
油粕:過リン酸石灰:アグロ加里 を
5:2:1 か
油粕:リンカリ化成 を
5:1
で混ぜたものを
少し多めに(100g位かな)追肥します。


でも、
リン(花肥)は元肥に施したものが
ゆっくり効いていますので
新たにリンを投入すると
土壌にさらに蓄積されることになり、
いくら ナスが
肥料食いだからと言っても
リン酸過多を招く恐れがありますから

花の発生が
適度なスピードなのであれば、
出来れば 後半(7月~)は
窒素(N)とカリ(K)主体で
追肥されることをお勧めします。
(例えば、
油粕:アグロ加里 を 6:1、とか )

この状態がベスト。
この状態を保つように追肥すればバッチリです。
私が気に入ってる油粕。
この辺では農協でしか売ってないので、ちと不満。。。



 
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ナス


ナスの仕立て方には大きく分けて2種類あり、
収穫を始めるにあたっては、
そのどちらかを選ぶことになります。


その1つ目は、
8月はどのみち
綺麗なナスが採れなくなるので
8月に入ったらすぐに切り戻し剪定を行い、
お盆明けから 秋ナスとして
収穫を再開する、というもの。
この方法だと、
3週間ばかりの間 収穫は無くなりますが、
ナスの樹は、
それまでの疲れを一旦リセットできるので
秋ナス収穫時には充実した良い実が
たくさん収穫出来ます。
比較的簡単なので
面倒くさがりの人は こちらですね笑
(これについては
剪定の時に またレポートします)


2つ目は、
収穫する度に 小さな剪定を行い、
6月中旬の収穫開始から
10月の栽培終了時まで
中断することなく
ずーっと取り続けるというもの。
今回はこれについて書きます。 


私のナス栽培は、4本仕立て。
その伸ばした4本の枝を
仮に「主枝」と呼び、説明します。

これからこの各主枝には、
側枝、実、側枝、実・・・ の順に
発生していくわけですが
(実は飛ぶこともある)
この側枝にも実が付くので、
実には、
「主枝」から直接付く実と
主枝から出た「側枝」に付く実の
2種類がある事になります。

「側枝」に付ける実は1個だけにします。
「主枝」は支柱の長さ一杯になれば摘芯します。


剪定作業は、「側枝に付く実」が
受粉したのを見つけた所から始まります。
まず、
「側枝に付く実」の上に1枚の葉を残し、
その上で切断。
(上の図では①)
「側枝に付く実」の上に残した葉の
付け根から出る芽は除去。
(上の図では「×摘む」の所)
何日かして、
「側枝に付く実」を収穫したら、
その実のすぐ下(上の図では②)で切断。
これだけです。
この後は、
「のばす」の芽を伸ばし、
同じことを繰り返すだけで
6月中旬の収穫開始から
10月の栽培終了時まで 中断することなく
ずーっと取り続けることが出来ます。

これは、
この「のばす」の芽が、
同じナス科である トマトの脇芽と一緒で、
花(実)のすぐ下から出る脇芽こそが、
生物学的にいう「本物の主枝」だから。

ナス・トマトは、
花のすぐ下の脇芽が出ると
すぐに「主たる枝」を
そちらに交代してしまうので
「見せかけの主枝」である
普段私たちが「主枝」と思ってるものは
脇芽が発生する度に
勢いが無くなります。
(また 暇な時にトマトの項目で書きます)
その点、この こまめな剪定だと
常に主枝が更新されるので
勢いを保ち、生り疲れが起きにくいのです。

以上、
ニジュウヤホシテントウ や
ハダニの脅威さえ克服できれば
柔らかく美味しい実が
秋までずっと収穫出来るという、
プロの仕立て方のご紹介でした。

ナス

5/29


ナスも定植から約1ヵ月経ち
1回目の追肥(油粕 5/20)も施し、
グンと大きくなりました。
でも
前述のパプリカ・ピーマンの記事でも
書いたように、ナスもまた、
チビなす(玉子の大きさ位)
で摘果を続け、
未だ
まともな大きさでの収穫は
していません。

・・・していませんでしたが、
茎葉に勢いも出てきたし、
そろそろ収穫を始めようかな~

5/2 定植時
5/20 1回目はココ↑に追肥


なので、
収穫を始める準備として
今日は支柱を立てました。

よくある手引書には
ナスは3本仕立てとありますが、
私は
1条植えで 株間を80cm以上
取ってますので
4本仕立てです。
詳しくは
6/4以降のパプリカ・ピーマンの記事で
書くことにしますが
(明日から帰省を予定しているため。)
この、支柱の立て方が 案外重要で
収量に影響します。

100均で売ってる
ф16mmで150cmの支柱を使っています。

ナス, 畑のその他


ナスのバンカープランツとして、
ソルゴーは有名ですよね。
ナス栽培の敵ともいえる
ミナミキイロアザミウマ、
ワタアブラムシ、
モモアカアブラムシ
を食べてくれる天敵虫を
呼び寄せてくれる植物です。


私が使うソルゴーは
「柔らか矮性ソルゴー」(タキイ種苗)です。
普通、ソルゴーとは
草丈が2m以上になるものですが
これは比較的 草丈が低く
茎が太くて倒れにくいので
他の作物に 影を提供しにくく
狭い家庭菜園で使いやすいです。

ここで、ソルゴーを
うまく使いこなすための
ポイントを。


まず、ひとつ目は、
天敵を呼び寄せるために
ソルゴーを植えるのですから、
その餌となる
「ムギクビレアブラムシ」が
たくさん付くように
多肥栽培せねばなりません。
このムギクビレアブラムシは
ソルゴーだけに付いて、
ナスには絶対付かないので
安心していっぱい付けましょう。
ムギクビレアブラムシが出す
ベタベタした排泄物によって
ソルゴーの葉の表面が
テカテカになるくらいにね。


そうすると、
このムギクビレアブラムシ目当てに
ヒメハナカメムシや
ショクガタマバエや
クサカゲロウや
アブラバチ
といった食虫昆虫たちが
ソルゴーに集まってきて
捕食し始めます。

そして
それらの食虫昆虫たちは
隣の畝の ナスに居る
ミナミキイロアザミウマ、
ワタアブラムシ、
モモアカアブラムシ
も大好きですから
こちらも まんべんなく
捕食してくれます。

多くの農村やプロが採用している
この、ソルゴーによる天敵招集
という技術は
かなりの効果があり
無農薬栽培や減農薬栽培に
生かされています。


ふたつ目は
ソルゴーはナスの際に植えず、
1~2m前後離して植える事です。
何故かというと、
ソルゴーは求肥力が強く、
ナスのために与えた肥料を
奪ってしまい
ナス生長を妨げるようになるから。
それと、
ソルゴーは背が高くなるので
(私が気に入って使う
矮性ソルゴーでも1.5m位)
ナスを日蔭にしてしまうから。

なので、
鉢植えにして
側に置くのも良いですね。


あと、気を付ける事は、
ソルゴーに集まる
ムギクビレアブラムシの排泄物で
その辺がベタベタになりますから、
レタスやシソ等、
葉そのものを食べる野菜は
食べられなくなるので
近くに植えない事です。


ナスの害虫は あと、
ニジュウヤホシテントウと
ハダニが ありますが・・・
それらはソルゴーでは駆除できません。
取り敢えず 先ずは
アザミウマ(=スリップス)と
アブラムシの駆除には
有効だということで、
ご紹介しました。

ナス


ナスを定植しました。
「トマトの定植」(4/22記事)
でも書きましたが、
トマト、ナス、ピーマン等の
ナス科野菜の苗は、
実が付き始めたような老化苗や
蕾さえ まだ付いていないような幼苗は
定植しても
上手くいく確率は低いもの。

上の写真のように、
最初の花が
「咲きかけ」のタイミングで植えるのが
ベストです。

ニラの根で抱かせ植えにしています。
カットしたニラの葉は足元に。


上の写真は、
定植したナスの足元ですが、
「脇芽」が出ているでしょう?
多くの本に、
「残す予定の脇芽以外はすぐに取る」
と書いてありますが、
私は これらを
すぐには取りません。
なぜなら、
地上と地下は連動していて、
脇芽が伸びる時に
地下で 新しい根が伸びるからです。
脇芽を取るのは
しっかりと活着した感じや
生長点に活力を感じる 雰囲気が出てから。


定植した品種は
庄屋大長(接木購入苗)1本
賀茂なす(接木購入苗)1本
千両2号(接木購入苗)1本

株間80cmの1条植えにします。