1番花が咲きかけのタイミングで定植。
トマト、ナス、ピーマン等
ナス科野菜の苗は、
最初の花が
「咲きかけ」のタイミングで植えます。
ナス科の中でも、特にトマトはそうです。
また、作りやすさを追求し
品種改良を重ねた品種はともかく、
原種に近いものなら
さらに「樹勢」に敏感なので
このジンクス?には
従っておいた方が無難です。
そして決して、
実が付き始めたような老化苗や、
蕾さえ まだ付いていないような幼苗は
定植してはいけません。
老化苗は、
樹が勢いを取り戻し
正常な生育リズムを
取り戻すことが困難。
幼苗は、
肥料の入った畑に定植して
樹が勢い付いてしまったら
花は咲けど落花ばかりで
もう手の施しようがありませんから・・・
【今年の品種】
毎年おなじみの大玉「アロイトマト」
毎年おなじみの大玉「マイロック」
毎年おなじみの大玉「サンロード」
去年、購入苗で栽培してみて
結構良かった
「大安吉日」
栽培者に明確な利益をもたらす
ナント種苗さんらしい品種だなぁ、
と思いました。
肉質が詰まった感じで 美味しくて、
生育に安定感があるというか・・・
もう一回栽培して
確かめてみたいと思い、リピートです。
さて、外国種は、
今年も料理用トマト
「サン・マルツァーノ」を栽培しますが
それに加えて、新しく
「コストルート・フィオレンティーノ」
を栽培してみます。
ヨーロッパ滞在時に
何度も食べたことはありますが
栽培するのは初めてです。
原種に近いでしょうから
多肥には気を付けて育てます。
コストルート・フィオレンティーノ
サン・マルツァーノ
ところで、
定植後のトマト苗の脇芽ですが、
「見つけ次第早めに取る」が
どの指導本にも書いてある事ですが、
それは、
苗がしっかり定着してからのこと。
およそ植物は
地上と地下は連動していて、
脇芽が出る時に
新しい根も出て伸びるのです。
ですから
定植した後
しばらくの間は
脇芽は取らずにおき、
茎葉に張りが出る、
ひと回り大きくなる等、
しっかり定着した感が掴めてから
脇芽を一気に、確実に、
摘みます。
今日は風が強かったですね。
夜の気温も8℃は苗にとって ちょっと寒いです。
せめて13℃以上になるまで
行灯を組んでおけば安心です。