畑のその他


センチュウ(=ネマトーダ)は
土の中に住む
1mm程度の透明糸状の虫です。
人の目には見えないほどの小さな虫ですが、
世界の農業の歴史は、この、
センチュウとの闘いの歴史と言っても
過言ではありません。

たいがいの土には
センチュウは居るものですが、
問題はその密度。
土壌中にセンチュウが一定以上増えてしまうと
作物の生育に
大きなダメージを与え始めるので
プロの農家などは予防策として
農薬(ネマトリンエース粒剤、ビーラム粒剤等)
を使うのが一般的です。

詳しく書き始めるとキリがないので、
また、いずれの機会に書くとして、
ここでは先ず、
農薬を使用せず
家庭菜園レベルの知識・スキル・規模
で出来る(だからこそ出来る)、
「センチュウを爆発的に増やさない」で
なんとか上手くやっていく
(私の)方法を紹介します。

その方法とはズバリ
【1】連作しない
【2】増殖植物を植えない、若しくは
後作には必ず殺センチュウ植物を栽培する
【3】太陽熱消毒で直接退治する
【4】センチュウ捕食菌を接種する

です。ハイ、
【4】以外は何も目新しいことはないですよね。
今までも対策として
散々提唱されてきたことです。
ただ、その一つ一つについて
知識が無さ過ぎて
「惜しい!」
というのをよく見かけますので。

ネグサレセンチュウの被害


【1】連作しない

これは栽培の基本ですよね。
それで何故センチュウが増えるのかというと、
連作すると
センチュウが休眠しないからです。
センチュウは、
ある程度その種類によって
寄生する植物が決まっていて、
宿主植物でない植物の栽培が始まると
センチュウは
再び宿主植物の栽培が始まるまで
休眠状態のままじっと何年でも待ちます。
その間は休眠中なので
数の増殖は無い一方で
捕食菌等には捕食されますので
しだいに数が減っていくのですが、
連作すると、この「休眠」が無く、
繁殖する一方となるわ、
新しい健康的な根
(センチュウにとってのエサ)
が入ってくるわ、
で爆発的に増えるわけなんです。
連作はしないことです。

11/27
殺センチュウ植物
マリーゴールド「グランドコントロール」


【2】増殖植物を植えない、
若しくは 後作には必ず
殺センチュウ植物か密度抑制植物を栽培する

センチュウには、
いくつかの種類がありますが、
問題となるセンチュウの種類は
地域によって異なります。
ここでは、
私が住んでいる関西地区でお話しますと、
対策が必要となるヤツは主に以下の3つ。


①「キタネグサレセンチュウ」
ダイコン、ゴボウ栽培時に被害を受けます。
増殖植物である
インゲン、シュンギク、ゴボウ、レタス、キク
の直後に
ダイコン、ゴボウを植える時は、
その前に、
根から殺センチュウ物質を分泌する
「グランドコントロール
(=マリーゴールド、タキイ種苗)」
を栽培します。
とても強力で、一度シッカリ殺虫すれば、
効力は3年は保ちます。

と、
ここで注意が必要なことを書きます。
十分な効果を得るためには、
栽培終了後に株を抜いて
場外へ持ち出し処分する場合は
苗を移植してから最低63日間、
栽培終了後 すき込む場合は
最低90日間は
栽培する必要があります。

コンパニオンプランツだから
植えておけば良い…わけではないんですね。
それから、
すき込む時にもう一つ。
これは生の残渣をすき込む際には
他の植物でも共通で言える事なのですが、
残渣は
瑞々しい生のまま土に入れるのではなく、
夏なら2~3日間干して、
水分が少し抜けて
しなびた感じになってから
すき込む方が良いですよ。
こうすることで
発酵が早く進み、腐敗を抑制します。
(腐敗と発酵は別物です)
その他の 殺センチュウ植物はアスパラガス、
密度抑制(休眠させる)植物は
ネグサレタイジ(=エン麦、タキイ種苗)と
サトイモです。

※サトイモは
ミナミネグサレセンチュウが増殖するので
九州等の暖地では注意が必要です。
その場合はおそらく、
後作のニンジン等は
まともな発芽さえ不可能でしょう。


②「サツマイモネコブセンチュウ」
コレ コレ。これが、
農業史上最も重要な有害センチュウ。
ウリ科全般、ナス科全般、サツマイモ、
ジャガイモ、ニンジン、ダイコン等の
栽培時に被害を受けます。
収穫皆無の激害も珍しくない、
農家が最も嫌う虫です。

増殖植物は
ウリ科、ナス科、オクラ、ホウセンカ、
ショウガ、ホウレンソウ、エダマメ等。
私は、
これらを栽培した後作(翌年の夏)には
殺センチュウ植物
「ネマキング(=クロタラリア、雪印種苗)」
を栽培します。

マリーゴールドではありませんよ。
それはネグサレセンチュウ用。
ネコブセンチュウには
マリーゴールドはイマイチです。

クロタラリアはマメ科の植物で、
その中で「ネマキング」は、
効果が期待できる
各種センチュウの幅が最も広く、
4大ネコブセンチュウ
(サツマイモ、キタ、ジャワ、アレナリア)、
ネグサレセンチュウ
(ミナミ、クルミ、キタ(△))、
ナミイシュクセンチュウ、
ダイズシストセンチュウ
に有効。

そのメカニズムはこう。
孵化促進物質を分泌し
センチュウを孵化させるが
栄養源とはならず餓死させる、
というもの。
播種から80日前後で花が咲きますから、
そうしたら切り刻んで、
これもまた2~3日間干して、
水分が少し抜けて
しなびた感じになってからすき込みます。
マメ科なので
緑肥にもなって一石二鳥~。

その他の殺センチュウ植物はラッカセイ、
密度抑制(休眠させる)植物は
ソラマメ、イチゴ、ギニアグラスです。

③「ダイズシストセンチュウ」
シストとは
雌成虫が卵を内蔵したまま
体表に硬い膜を作り死亡した状態
のことをいい、
低温や乾燥に対して非常に耐久性が強く、
内部の卵は
土壌中でシストのまま
数年間生存(休眠)することができます。
センチュウの中では少し大きいので
シストを形成した雌(約1mm)であれば
肉眼で見えます。
私も見たことがあります。

ちなみに
2大シストセンチュウのもう一つ、
ジャガイモシストセンチュウは
25℃以上の環境下では
増殖しにくい特性から、
関西に圃場を持つ私は
そちらについては あまり知りません。
すみません。

話をダイズシストセンチュウに戻します。

インゲン、エダマメ、アズキの
栽培時に被害を受けます。
増殖植物は同じく
インゲン、エダマメ、アズキです。
これらを栽培した後作(翌年の夏)にも
殺センチュウ植物
「ネマキング(=クロタラリア、雪印種苗)」
を栽培します。
その場合、
マメ科が連作となりますが大丈夫です。
その他の殺センチュウ植物はラッカセイ、
密度抑制(休眠させる)植物は
ソラマメ、エンドウを含む、
インゲン、エダマメ、アズキ以外の植物です。

殺センチュウ植物
ラッカセイ


【3】太陽熱消毒で直接退治する

実は、
センチュウ類は 60℃10分で死滅します。
真夏にたっぷり潅水した後、
(水分が大事)
透明ビニールを掛けて数日おけば、
簡単に60℃くらいにはなるのですが、
それは地表だけ。
5cmも掘れば
温度は穏やかなものです。。。
センチュウは
地表から10~30cmの範囲に
最も多くいますから、
深さ35cmくらいの範囲で
何度か攪拌しながら
蒸し焼きにすれば効果は絶大です。

ニンジン播種予定地の太陽熱消毒(19/8/3記事)


【4】センチュウ捕食菌を接種する

「MMプラス」とか「AG土力」とか「粒状YKD」
ってご存知ですか?
そのうち「MMプラス」でいうと、
ネコブセンチュウ、
ネグサレセンチュウ、
シストセンチュウ
を捕食する拮抗微生物(キノコ系菌糸)を
自然土壌に棲息する捕食菌の
数十万倍の密度で培養し、
フリーズドライ化したもの。
いわゆる微生物資材ですな。
その他の2点も同じく
センチュウ捕食微生物系です。
あ。
「パストリア水和剤」
なんてのもありましたね。
一応、農薬ですが これも微生物です。
化学薬剤ではないので
環境に対して負荷の少ない資材。

・・・との事ですが、
私もまだ使った事が無く、
こんなのもあるみたいよ、とだけ。
おかげさまで
私の圃場はセンチュウ被害とは
ここ暫く縁がないのですが、
個人的に 非常に興味があるので、
今度、センチュウをわざと増殖して
使ってみたいなー
なんて考えてしまいます。。。

画像は未来プラン様のHPからお借りしました。


以上、
農薬を使用せず 家庭菜園レベルで
奴らセンチュウと
のらりくらりと上手くやっていく
私のやり方でした。
あぁ・・・
ホントはもっと詳しくガッツリ書きたのだけど
今回はこれくらいで・・・
では。

旅行, 健康, 家族



マタマタ、
旦那サンのマラソンシーズンが
やって来ました。
今年は 先ず手始めに
香川県の小豆島で行われる
「瀬戸内海タートルフルマラソン全国大会」
に出走。

毎度の事ですが
マラソンは
夫婦の小旅行も兼ねており、
前泊して
オリーブとごま油と醤油を満喫し
温泉と魚料理も楽しんじゃう。


小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島で、
島に渡るには
必ず何らかの船に乗らなければなりません。
私達は新岡山港から
フェリーで行くルートをチョイス。
こんな綺麗で立派なフェリーだったので
ちょっとビックリ。

 港に着くと、
テントが多数設営してあり、
どこからか演奏が聞こえます。
エントリー手続きやら
お弁当券の配布やら。
町を挙げての歓迎ムード満点です。


この、タートルマラソンは
瀬戸内のウミガメと
「兎と亀」のタートルとを
掛けているんですね。
順位や記録を目指すよりも
自身の健康と体力を
確認するために出走する人達のための
マラソンです。
「日本で最も、素人のための大会」
とチラシに書いてありました。

私の旦那サンにピッタリ♪笑

完走証と記念品のごま油をもらってご満悦~

ヤマイモ

大きさが分かるように
牛乳の1Lパックを置いてみました。
スゴイ重さです。


葉が完全に枯れ、
芋が成熟するのをずっと待っていた
「ネバリイモ」ですが
今週に入って
気温もグッと下がり、
葉はすっかり茶色になって
完全に枯れ上がりましたので
ようやく収穫を始めました。

私「1株分だけ、掘って来て~」
旦那サン「よし!」


ヤマイモは 低温に強く、
凍結さえしなければ OK。
そして、
成熟したものは
一定期間経過した後でないと
発芽しません(休眠)。
なので
これらの性質を利用して
冬の間、土の中で
そのまま貯蔵することが可能です。
つまり、
冬のあいだ中、
食べたいときに掘り上げて
食べることが出来るんですね。
なんて贅沢なんでしょう♪

それに、
今、収穫する芋は
シャキシャキとした食感で
あっさりジューシー。
これはこれで美味しいのですが
土の中で1~2℃で貯蔵した芋は
より濃厚で粘りも強く
美味しくなります。
ゆっくり、楽しみながら
食べていきましょう~

ヤマイモは比較的糖質が低いので、
(100g中10~20g程度)
糖尿の旦那サンも
安心して食べられる芋です。

10/6
10/26
葉がだいぶ黄変してきましたが、まだまだです。
全部の葉が枯れるまで待ちます。
11/22
一番上の画像にある芋を開いたところです。
これで1株分です~

キュウリ



初夏採り用・盛夏採り用・秋採り用
の3段階リレーで植え、
6月の上旬の初収穫からずっと絶えずに
収穫を得ていたキュウリ栽培が
今日、終了となりました。

いつもの年ならだいたい
立冬(11/7か8)あたりに
終了となるのですが
今年は気温の降下が遅いですね。
2週間近くも長らえました。
とはいえ、
寒さでご覧の通り↓。

実の肥大が止まりました。
今年の最終収穫。
キュウリ、ありがとう。また来年。

その他の葉・花野菜

11/17


奥の庭に通じる 敷石の横に
植わっているミョウガは、
夜の冷え込みと共に
ゆっくりと葉の色が薄くなっていき、
こんな感じにすっかり朽ちてしまいました。

今日は、来年の収穫のために
少し手入れをしておくのですが、
ちょっと、下の写真(6/22記事)を
ご覧になって下さい。

6/22の写真


奥の早生ミョウガと
手前の晩生ミョウガの間、
そして
その晩生ミョウガの手前
の2か所に
少し空間があるのが
お分かりになると思います。
この部分(図ではBの箇所)は、
去年の今頃に 根茎を掘り上げて取り除き、
そこへ堆肥と肥料を詰めて、
株の更新を図ったところ。
土の下には、この夏の間に、
来年の収穫の柱となる 新しい根茎が
ビッシリと伸びてきています。

一方、今年の夏秋に繁茂し
沢山のミョウガを発生させた
Aの箇所の収穫は来年には半減します。
なので、
今から Aの箇所の根茎を
掘り上げて取り除き
来年の夏に
根茎の更新をさせるわけです。

まず、
朽ちたミョウガの葉を処分し、
Aの箇所にシャベルを入れ
根茎をキレイに取り除いて処分し、
(株分けする場合はコレを今すぐ定植する)
緩効性肥料と
フランスコフナと牛糞堆肥を
混ぜたものをそこに埋め
土を戻してシッカリ押さえて土を締め、
凍結予防に
上から牛糞堆肥を厚く乗せておきます。
(AもBも)

ちょっと面倒臭いけど
この方法で、
常に新しい充実した根茎で夏を迎え、
毎年、
勢いのあるミョウガの収穫を得ています。

雑穀・その他の子実, その他


少し遅れて種を蒔いた、
もち麦「キラリモチ」のその後です。

気温(地温)が低くなってからの種蒔きなので、
透明ビニールをかけて
地温確保しての栽培開始。
今の時期で ビニール無しだと
発芽まで10日以上掛かるところを、
10月中旬並みの
種蒔き4日後の発芽でした。

(最も地温の低い12~1月に
ビニール無しだと発芽まで20日掛かります)

そしてその後も
ビニールは掛けたまま、
ある程度大きくなるまで外さずに置いて
成長促進を図り、
播種が遅れた分を稼ぎます。

今は草丈6~7cmといったところ。
地温が低いので化成肥料で追肥をし、
麦踏みの1回目をしました。

タマネギ, 資材


私は、貯蔵用のタマネギは
「もみじ3号」と「緋蔵っ子」に
ほぼ決めています。
それは この2つが
他にはない優位性を持っているからです。

「もみじ3号」は
玉葱の王様と言われる、
いわゆる淡路島ブランドのタマネギ。
年末までの貯蔵が利き
肉厚でジューシーで大玉で甘みが強いこと。

「緋蔵っ子」は
赤玉葱にしては長く10月まで貯蔵が利くこと、
そして
形が赤玉葱にありがちな
扁平型ではなく丸い形をしている事、
大玉になりやすく
肉厚で美味しいことがそれです。

「もみじ3号」
苗にちょっと勢いが無いように思えたので、
今回は剪葉(葉をカット。10/19記事参照)
して定植しました。


マルチは「緋蔵っ子」には
10/18に作成した貯蔵用の緑マルチ、
「もみじ3号」には
去年使用した貯蔵用のものを再利用しました。
ここで「貯蔵用」と書いたのは、
極早生用に作ったマルチより
条間株間を
少し狭く作ってあるからです。

それは、
タマネギは株間を広げると
大きなタマネギが収穫出来ますが、
肥大し過ぎたタマネギは
貯蔵成績が悪い事に因ります。
ですから、
「タマネギは大きい物から食べてく」
のであり、
もとより貯蔵することを前提としない
極早生タマネギは
株間を広げて大きく(16×17cm) 作り、
貯蔵用タマネギは
株間を多少狭めて(14×15cm)
適度な大きさになるよう作るのです。

植穴には、例の「フランスコフナ」を1匙
入れてから苗を挿します。
その後の生育・味・活き活きさが違ってきます。


植穴を掘り、
「フランスコフナ」を
細コテで1匙投入してから
なるべく根に触れるようにして
タマネギの苗を浅く植えていきます。


この「フランスコフナ」は
公衆衛生の発展を目的として設立された
フランスのパスツール研究所

(パスツールって知ってるよね?
近代細菌学の祖。
ワクチンという名前は彼が作りました。
その他、狂犬病予防接種や、
牛乳・ビール等の低温殺菌法を確立し
蚕の微粒子病の予防法を発見し
世界の産業を救った偉人です)

が開発した
世界で最初の微生物資材で、
日本で よくある何とか菌だのといった
薄っぺらいものとは全く違う、
本当に優れもの。
砂漠を緑地化する際に
国連で使用されるほど、確かな資材です。
(おそらく、 知らない 
農協に阻まれ知らされていない
のは日本人だけ)

私は、この、
生産効率重視のアメリカ型
単一品種 大規模栽培方式の
農業に距離を置き、
伝統的農法を取り入れた回帰型農業を試みる
世界中の人たちに
支持されている、
この「フランスコフナ」を使い続けて
10年以上になります。
その間、それ以上のものに出会っていない
という事です。
お試しあれ。

ブロッコリ・カリフラワ


今年のブロッコリーは、
4株とも全部「頂花蕾側蕾兼用種」なので、
前回のレポートにも書きましたが、
充実した側蕾を得るために
頂花蕾は
少し早めに収穫するのが良いです。

トマトやスイカと同じく
ブロッコリーもまた、
一番最初の収穫物(頂花蕾)が
一番美味しいので、
「もう少し大きくしてから」
と欲張ってしまいがちですが
後に続く側蕾収穫に大きく影響しますから、
ホドホドにね。

特に「夢ひびき」は
頂花蕾ほどではないにしろ、
側蕾も そこそこのサイズの
ものが採れるというのが長所なので
収穫が遅れないよう気を付けます。

そして、
頂花蕾を採ったならば 忘れずに追肥をね。
気温(地温)が低くなってますから、
有機肥料だと
肥料が効き始めるのに
時間がかかってしまいますので
化成肥料(8ー8ー8、etc.)が良いです。

「ハイツSP」と「夢ひびき」の
頂花蕾を収穫しました。

ニンジン

11/12
色ノリが抜群ですね。


「ベータリッチ」

「スーパー黒田五寸EX」。


まだ 11月の中旬だというのに、
なんだか 今年は
生長が早い気がします。
ここ1週間で
根径がグッと大きくなってきたので
中抜き(間引きを兼ねての)収穫
を始めました。

でも、困ったな・・・
間引き収穫する頃には
もっと寒くなっていてくれないと。
私は、
寒さによって、
肥大の進みが 緩慢モードに
入っていて欲しかったのです。
そして、
家庭菜園らしく、
長期に渡って、必要な時に
肥大したものから順次収穫する。
あぁ・・・
早く寒くなれ~

肥大開始前や、緩慢モード時の
間引きなら大丈夫ですが、
ぐんぐん太っていってる時に
急に株間が倍になると、
この気温だと
一気に肥大が進みます。
そうすると
根割れが起きやすくなるので、
このまま暖かい気候が続けば、
今年は この後、
注意が必要です。

キャベツ

「みさき」は、タケノコ型の
とても美味しいキャベツです。


同日に定植した、
早晩性の違う5種類のキャベツ

「みさき」  (11月中旬収穫)
「火星H」  (11月下旬収穫)
「北ひかり」 (12月上旬収穫)
「新藍」   (12月下旬収穫)
「冬藍」   (1~2月収穫)

のトップバッター、
「みさき」 の収穫を始めました。
コレはまだ ちょっと小振りだけど、
この後 別の品種の物も
次々と出来てくるし
今晩のメニューに必要なので
収穫スタート~

玉を手で押してみて
硬く締まっている様子であれば
鎌か包丁を葉の間に入れて
刈り取ります。

小振りとはいえ、ズッシリ重く、
水分たっぷりで瑞々しく
1.4㎏ありました。

次は、11月下旬ごろ収穫予定の「火星H」

キヌサヤ・エンドウ, ソラマメ


ソラマメって、1粒単価が高いですよね~
なので
一昨年の種ですが、
捨てるのはもったいないので
これでやってみます。



キヌサヤ(=エンドウ)もソラマメも、
幼体で年越しさせないと
大きくなってからだと
寒害を受けやすくなるという特徴があります。

なので
なるべく遅くに
種蒔きしたいところですが、
10月中~下旬に播種すれば
比較的簡単な発芽が、
11月に入って播種すると、
途端に難しくなります。
それは、気温が降下して
発芽温度(地温で18~20℃)を得るのが
難しくなるからです。

どちらをとるか、ちょっとしたジレンマですが、
私は飼育しているオカメインコの
サーモスタットを利用して
ひと手間加えて
上手く対処しています。


それは、以下の通り。

ちょうど今ぐらいの頃の気温は、
昼が20℃前後、夜が10度前後です。
昼間は適温だけど
夜間の気温が低すぎて
種が腐るわけですね。

そこで、
種を、濡らして絞った布に包み、
サーモスタットを使い、
常時20℃にセットします。
すると3日ほどで
わずかに発根してきますので
その状態(芽は未だ出ていない状態)の種を
畑に持って行って 直播きし、
霜降と鳥害防止に不織布をゆるく掛けておきます。

種というのは、
一度、発芽のスイッチが入ったら
もう行くしかないのね、
多少 気温が気に入らなくても
ゆっくり生長していきます。
このやり方だと、
その年にもよりますが
草丈15cmくらいで
年末年始を迎えることになります。

家族


毎年、この時期になると
京都の妙心寺で行われる
故花園上皇(法皇)の献茶式と、
その後の精進料理、
そして薮内流家元によるお茶会に
招待してくださる方がいて、
有難く 出席させて頂いています。

これは、
妙心寺の和尚方の
「お茶を通じて人々の生活に
少しの潤いを与えたい」
の願いを受けて
薮内流十二代家元が
花園法皇忌に併せて献茶式を始めたもの。

薮内流は
幕末に御降嫁された皇女和宮のさまの
茶道指南役も務めた
由緒正しい流派です。

副席(お茶席)の会場は毎年変わります。
今年の副席は、長慶院ですね。


妙心寺は、
全国にある臨済宗(禅宗)妙心寺派の
3500寺院の頂点に立つお寺です。
花園上皇(鎌倉時代だよ)が
仏門に入る際に
花園御所をそのまま禅寺にしてしまった、
それが妙心寺。
創始者が花園法皇という、
とってもスゴいお寺なのです。
それから 今日まで
歴史上の様々な有力者に大切にされ、
その時代・時代の物語や
思い出の品などが多く眠っています。

これら48の塔頭寺院すべてで「妙心寺」。
長慶院はココです。

この、◯◯院といった寺院ですが、
妙心寺の和尚方が
それぞれ実際にそこで生活されており、
いわば、彼らの自宅なのです。

それを、
毎年 持ち回りで
この日だけは お茶席のために
場所を提供して下さるお陰で
私達は
普段 入る事の出来ない寺院にあがれ、
宝物を間近に眺めながら
お茶を頂けるのですね。

例えば
一昨年前は海福院だったのですが、
開基の福島正則は
安土桃山時代、
賤ヶ岳の七本槍の一人ですよね。
その賤ヶ岳の戦いで
一番槍・一番首として敵将を討ち取るという
大功を立てた時の、その槍が
ポン、と鴨居に掛けてありました。
私はそこで、
聚楽第(豊臣秀吉が建て
8年後に彼自身が破壊した豪華絢爛な幻の城)
の破壊跡の残土で焼いたという
御茶碗で抹茶をいただき、

今年は
長慶院(門は、鳥羽・伏見の戦いで
焼け残った伏見城の東門。
開基は、秀吉の正室おねの姉です)で、
家元の御厚意により
明治天皇下賜の御茶碗で頂きました。


ですが、というか、
そういう訳ですので、
いかに凄いお宝との一期一会であっても、
このような席で
写真を撮ったりなどは
畏敬の念を欠いた、下品で愚かな行為。
とても出来ない事です。
茶席は
もてなす側と もてなされる側の
心で成り立っているのだと私は思います。
言うなれば、
「心の一期一会」
茶の湯の心得という点では
全く至らぬ私なのですから、
自分のための行為(=写真を撮ること)
などはせず、
せめて100%の心をあちらに向けて
その もてなしの心を
受け取ることに全力でいたいのです。

なので
これだけ素晴らしい席だと
書いておきながら画像ナシですが、
許してくださいね。


人の、畳を歩く
シュッ・・シュッ・・という衣擦れの音や、
湯を注ぐ時の 静かな音に
吸い込まれそうなひととき、
また、
しつらえられた調度品や御道具、御菓子の
解説に耳を澄ませ、
ゆったりとした時間を楽しみました。

そして お茶を頂戴した後は、
長慶院の
濡れて苔むした庭を暫く眺めた後、
あちこちで色付き始めた紅葉を見ながら
妙心寺の境内をグルッと歩いて
家に帰りました。

レタス

11/10
もう少し 巻きが強くなった頃が一番美味しいです。


ミニレタス「マノア」の
歯触りが好きです。
外側のひらひらした部分は普通に食べて、
中心部の、葉が巻いたところは
半割りか、1/4割にして
ガブッと齧りつくと最高です。

1/4割、こんな感じです。


去年の台風で
テラスの屋根が飛んでしまうまでは
水耕栽培で育てていましたが、
今年は久し振りの露地栽培です。
水耕栽培は手間いらずで
生長スピードがとても早いので、
それに慣れてしまってると
露地での栽培は
生長がノロく感じてしまって
「もぉッ!早く大きくなれ!」なんて・・・
イケませんね~

旦那サンに
テラスを修理してくれるよう、
おねだり しようカシラン・・・

9/15
ジフィーセブンで育苗
9/25
根が下から出てき始めたら定植
10/15
レタスは 乾燥気味に、多肥気味に、です。
11/4

雑穀・その他の子実

11/9
麦踏み10日後


麦踏みによって、
強く深く根を張り
グンと大きくなる様をご覧ください。

           ↓                       ↓


麦踏みは 普通何回か行うものですが
生殖生長に切り替わった後に
(急に草丈が伸び始めるのですぐ判ります)
踏んだりすると、
こんな風に立ち上がってこれず
終わってしまいますので、
私は
極早生の「ライ太郎」の場合は、
用心して
麦踏みは年内限りにしています。
・・・あと1回くらいかな。

雑穀・その他の子実, その他, 健康


以前、6/18の記事でご紹介した
もち性で美味しい
六条大麦「ダイシモチ」ですが、
今年は
二条大麦の「キラリモチ」を
栽培してみます。

最近「もち麦」とかいって
流行ってる、アレです。
といっても、
今は栽培面積が得られないので
人間は殆ど購入したものを食べていて、
コレを主に食べているのは
もっぱらインコ達ですけどね。


もち麦は、
Gl値(血糖値の上げ具合を示す値)が60以下。
さらに糖の吸収を穏やかにする
食物繊維(β-グルカン=水溶性食物繊維)が
玄米の20倍もあり、
炊いた時に
玄米のようなボソボソ感がなくもっちり、
ということでした(6/18記事)。

その上、この「キラリモチ」は
ポリフェノールの一種プロアントシアニジンを
ほとんど含まないため、
炊飯など加熱調理後も褐変しにくいらしい。
この、「白さを保つ」に
魅かれての栽培です。


その他の特性は・・・
「収量性はやや劣る」ようですが、
そんなの、栽培面積で稼ぎますわ。
ド田舎に帰れば
土地だけは果てしなくありますから笑。
あと、
「耐倒伏性に優れる」とありますね。
これはありがたいです。
穂バラミ期以降、頭が重くなってくると、
強風など吹けば
倒れて 難儀しますからね。
それから
「穂発芽性」が「易」。
これは 気を付けねばなりません。
昔は、お米などでも
実が入った後に長雨に当たると
立穂のままで発芽してしまい、
農家を絶望感でいっぱいにしたものです。
最近は品種改良が進み
殆ど見られなくなりましたが、
お米と違って麦は
品種改良など殆ど されないまま
今日に至っていますから
未だにそうなのでしょう。
私も、
収穫時には気を付けたいと思います。


本日種を蒔きました。

ブロッコリ・カリフラワ


ブロッコリーと違って、
カリフラワーの花蕾は
最初のうちは
立ち上がった中心の葉に隠れて見えません。


ちなみに、
この「ロマネスコ」「スパイラル」等の
きみどり色のカリフラワーは
普通の白色カリフラワーと違い、
花蕾黄化防止のための
遮光処理(縛葉、折葉)を必要としません。
この手間が省けるうえに
歯触りよく、美しく
甘くて美味しいのですから、
私はもう、
白いカリフラワーは栽培しません。。。

収穫まで、もう暫くかかるので
楽しみにしながら水遣りします。

ブロッコリ・カリフラワ

「ハイツSP」中早生種
頂蕾収穫後、側蕾がたくさん出るタイプです


早生の3品種が着蕾し始めました。
極早生の「夢ひびき」よりも
中早生の「ハイツSP」の方が
花蕾の生長が早いのは、
「ハイツSP」が南端に植わっているため
採光条件で優っているからです。


頂側花蕾兼用種のブロッコリーは、
特に「夢ひびき」は
早めに頂蕾を収穫してしまった方が
その後
ある程度の大きさの側蕾を
収穫する事が出来ます。
なので、私は
人サマに差し上げる予定など無ければ
頂蕾は あまり大きくなるまで
待ったりせず、
男の人の拳くらいの大きさになったら
サッサと収穫してしまいます。

それに、
蕾の粒々がまだ小さく緻密なうちが
断然美味しいですからね、、、

上の写真の感じだと、
あと数日後です♪

「夢ひびき」極早生種
頂蕾収穫後、側蕾は大きめサイズが2~3個採れるタイプ。
「早生万蕾」早生種
頂蕾収穫後、側蕾は大小色々なのが
一気にたくさん出るタイプ
「グリーンビューティー」中晩生種
年末から収穫が始まる、
甘くて美味しいブロッコリー。

巣引き

10/31 (32日齢) 両親と記念撮影~
でも鳥って、
引き離して5日もすると お互いを忘れてしまうのよね。
思いっきり警戒しあってマス。


暫くの間
レポートせずにいましたが、
今日は、
一人餌まで預かりだった仔(37日齢)の
お別れの日です。

11/1 (33日齢)
初飛行後、1週間もすると水浴びを喜ぶようになります。
霧吹きで水をかけてやると、
羽を広げて 一生懸命全身で受け、
ずぶぬれになった後は、
「ピタリ適温」の温パネルに寄り添って入念に羽繕い。


指にも乗るようになり(27日齢)、
私の後を追うようになり(30日齢)、
何をされても怒らない。
人を信頼して、
まっすぐこっちを見て要求してきます。
可愛くなってきたよ。

これなら
何処へお嫁に出しても大丈夫。
(男の子かもしれないけど)
可愛がられて 幸せな一生を送ってね。

4号(37日齢)
挿し餌をあげる前の体重測定で、
この「体重増」、この「お腹ポッコリ」。
自分でしっかり食べたのですね。
挿し餌は卒業です。


 体重は
4号(37日齢)   107.3g
   (36日齢)  102.9g
   (35日齢)  100.6g
 (34日齢)     97.6g
   (33日齢)     96.5g
   (32日齢)     97.5g
   (31日齢)     94.2g
   (30日齢)     93.4g
   (29日齢)     96.2g
 (28日齢)     97.1g
   (27日齢)     95.5g

元気でね。 

キャベツ, 資材

収穫が一番早い「みさき」は
タケノコ型の美味しいキャベツ。
すごいスピードで巻きが進んでいきます。


キャベツの収穫期は早い物から順に、
「みさき」  11月中旬
「火星H」  11月下旬
「北ひかり」 12月上旬
「新藍」   12月下旬
「冬藍」   1~2月
という事でした。

9/18
9/23
このぐらいからグッと大きくなり始めます。
10/10
外葉が立ち上がり始めました。追肥です。


【追肥】
◉外葉の立ち始め時(元肥投入の1ヵ月後)

①油粕        200g/㎡
②PK化成(0-17-17)  50g/㎡

もしくは
IB化成肥料     100g/㎡
 (緩効性10-10-10)     

 もしくは
化成肥料(8-8-8)   120g/㎡
        



ところで、
キャベツやハクサイは、
外から見たらそんな事ないのに
食べようと思って包丁で切ったら
中からイモムシ(ヨトウムシ)が出てきて
「ゲゲ-!」
・・・という経験をなさった方も
いらっしゃると思います。

定植と同時に
しっかりネットを被せているなら
たいていは大丈夫ですが、
それでも
「中からイモムシ」が
ど---しても嫌で、
農薬を最小限、1回だけ使うというなら、
外葉が立ち上がり始めた、その時です。
どこのホームセンターでも売ってる
農薬「オルトラン」を
株元の土に ひと振り(規定量)します。
これで、ほぼ
「中からイモムシ」はありません。

あとは、
農薬使用日から3週間は
キャベツは「毒草」となっている事を
忘れてはいけませんよ。


とはいえ、キャベツは
十分に無農薬で作れる野菜です。
相談される事が多いので
念のため書きましたが、
慣れない農薬を使ってまで
自分で栽培するくらいなら、
スーパーに売ってある
プロが投薬したキャベツを
買って食べた方が安全だという事も
書き添えておきます。

一方、年末採りの「親藍」。
ゆっくりと巻いていきます。

ダイコン

紅芯大根は サラダ用の大根ですね。
ほら、こんなにキレイ♪


紅芯大根は
辛みが無く、甘くて色鮮やか。
でも普通に種を蒔いて育てると、
根色が 濃ピンク色でないものもあって、
それに当たったら、ガッカリですよね。
なので 私はその選別を、
間引きの段階で行う練習をしています。
精度が上がったら、
公開したいと思いますが
今はまだまだ。
始めたばかりだからね、
シッカリとした確信が得られるまで
待っててね。

10/5
最終間引き(10/5記事)
10/15
10/23
根の肥大にスピードがついてきました。
11/4
ホラ、当たり♪ 鮮やかですね。
紅芯大根は やっぱりこうでないと。



【追記】